
経理業務をすべてデジタル化
建設業界ならではの複雑な会計が最大の障壁
建設業向け経理アウトソーシングでfreeeやBill Oneの導入、管理表の作成などを担当し、多くの課題とやりがい、成長を実感。

泉宮 輝
2023年 新卒入社
株式会社みどりクラウド会計所属

山地 翔太
2016年 新卒入社
株式会社みどりクラウド会計 財務・会計コンサルタント

青山 知恵
2010年 中途入社
株式会社みどりクラウド会計 取締役
お客様の課題を深堀り、より最適な解決策を探る
このプロジェクトが立ち上がった背景には、建設業界の経理業務がとても複雑であるというお客様からの悩みがありました。
特に、工事ごとのコスト管理や請求書の処理は手間がかかり、日常業務にかなりの負担を感じていたんですね。そこで、経理業務をアウトソーシングして効率化を図りたいという要望があり、私たちのチームでサポートさせていただくことになりました。
このプロジェクトでは、会計ソフトのfreeeを導入して、日々の記帳代行を行うと同時に、工事ごとに管理表を作成して経費をしっかり管理できるようにしました。また、新たにBill Oneという請求書受領サービスを導入して、紙ベースの処理からデジタル化することで、経理業務全体の効率化を進めることを目指しました。

プロジェクトのメンバーは、青山さん、山地さん、廣田さん、そして私の4人です。私の役割は、主に記帳代行や工事ごとの管理表の作成、そして月次報告の作成を担当しました。また、経理部長とのやり取りも私の大切な仕事のひとつで、プロジェクト全体の進行状況を報告しつつ、お客様の要望をしっかりと把握することが求められました。
特に、月次報告の作成は、プロジェクトが順調に進んでいるかどうかを確認するための重要なプロセスです。報告を通じてお客様とコミュニケーションを取り、次に進むべきステップを一緒に考えたり、問題点を共有したりすることで、信頼関係を築くことができました。

一番のやりがいはお客様からの
「ありがとう」
プロジェクトの中で一番大変だったのは、Bill Oneの導入でした。私自身、最初はこのサービスについての知識がなく、ゼロから勉強しなければいけませんでした。Bill Oneは、請求書の受領や処理をデジタル化する便利なサービスですが、それをお客様にうまく説明するためには、まず自分がしっかりと使いこなせるようにならないといけませんでした。
導入にあたっては、システムの基本的な使い方から応用までを学びながら、お客様の業務にどう適用するかを一緒に考えました。特に、お客様にとってわかりやすい導入方法を提案することが求められましたので、その部分にはかなりのプレッシャーがありましたが、最終的には無事に導入することができて、ホッとしました。
プロジェクトを進める中で、一番やりがいを感じたのは、やはりお客様の悩みや課題を解決できた瞬間ですね。特に、請求書の処理やコスト管理といった、普段かなり手間がかかっていた部分を、私たちのサポートでスムーズに進められるようになったときには、お客様から感謝の言葉をいただくことができました。こういったフィードバックをもらえると、自分の仕事が役に立っているんだと実感でき、とても嬉しく思いました。

多くの苦労を経験したことで、自身の成長を感じられた
もし次に同じようなプロジェクトに挑戦する機会があれば、初期段階での設計をもっと積極的に提案できるようにしたいですね。今回は、freeeの導入時に設計のイメージがまだしっかり描けていなかった部分があり、何をお客様に聞き出すべきかが少し曖昧だったところがありました。次回は、事前にもっと準備をして、お客様の要望を引き出しながら、最適な提案ができるようになりたいと思います。
また、プロジェクトを進める中でお客様との距離感をもっと縮めて、早い段階で「経理部の一員」として認めてもらえるように心掛けたいです。今回も信頼関係は築けましたが、もっと早い段階でお客様としっかり打ち解けられれば、さらにスムーズにプロジェクトが進むと感じました。
このプロジェクトを通して、私自身が大きく成長できたと感じています。特に、お客様とのコミュニケーション力が高まったと思います。以前は、どうやってお客様と話を進めていけばよいのか悩むことが多かったのですが、今ではお客様と協力しながら問題を解決していくことが自然にできるようになりました。
また、新しいシステムやツールを短期間で習得してお客様に提案する経験は、私にとってとても大きな挑戦でしたが、その分やり遂げたときの達成感も大きく、自分にとって自信につながる経験になりました。次のプロジェクトに挑む際には、今回の経験を活かして、もっと高いレベルでお客様に貢献していきたいです。